出張帰りの新幹線にて、何気なく靴の底を見たところ…、右足の靴底に穴が!!
これはピンチということで、今日は軽く凹みながら、駅からタクシーで帰りました。

さて、靴底の写真を見るとおわかりいただけると思いますが、底は革の底です。そして、穴から見えるものは…、これはコルクなんですね。コルク。このコルクが敷き詰められているのが大きな特徴で、何回も靴を履いていると、このコルクが体重によって沈んでいき、自分の足にぴったりのかたちになるわけです。ある程度履いた靴の内側に手を入れてみると、自分の足形の凹凸が出来ていることに感動を覚えるはずです。私は覚えました(笑)
革靴の製法には大きく分けて3種類あります。
- グッドイヤー・ウェルト製法
- マッケイ製法
- セメント製法
グッドイヤー・ウェルト製法の紹介は以下が詳しいですが、簡単に言いますと、靴本体と靴底の分離が容易なので、何度も靴底の交換が可能になるんですね。
靴の製法 靴のお手入れと修理 シューケアパラダイス(靴のパラダイス)写真のこの部分をコバと言うのですが、このコバから靴底に縫い合わせており、この糸を切ることで、容易に分離ができるそうなのです。

…というわけで、泣く泣く靴は修理に出します。この靴はBEAMSで購入した靴なので、修理もBEAMSにお願いしましょう…しくしく。
ちなみに私は革の靴底が大好きです。何故かと言いますと…、快適だからです。
革の靴底のメリットと言えば、通気性・吸湿性と歩く際の音くらいしかなく、逆にゴム底のメリットと言えば、滑らない、水が染み入らない、安価などが挙げられるでしょうか。
機能面だけを見ると、なんだゴム底でいいじゃないかと思われるかもしれません。しかし、合革ではない、本物の革をふんだんに使用した靴ですと、天然の素材故に、靴自身が呼吸してくれるわけです。その結果、靴の中の湿気を革が吸収し、外部に放出してくれるのです。
おかげでずっと靴を履いていても、割と快適さを保つことが出来るわけです。多少の蒸れはあるので、こっそり靴を脱いです履き直す、なんてことをしたりもします(笑)
ちなみに本物の革を使用した革靴に慣れてしまうと、合革の靴やスニーカーを履くと、足の裏が灼熱のように熱くなってしまう感覚に襲われます。
一度いいものを知ってしまうと、もう元には戻れないという例が、革靴でもわかってしまうわけですね。怖い怖い。
本物の革を使用した革靴に興味を覚えた方は、一度右のリンクでも紹介していますが、スコッチ・グレインの靴がお勧めです。全製品グッドイヤー・ウェルト製法の靴なので、どんどん足に馴染んで行きますよ。日本のブランドで、グッドイヤー・ウェルト製法にしてはお値段も良心的な方なので、お勧めです。私も1足、右のリンクにはないようですが、革の靴底のダブルモンクストラップを持っています。
ただし、グッドイヤー・ウェルト製法の靴を初めて購入される方は、いきなりネットで購入せずに、一度お店で購入するか、または正しい足のサイズを測ってもらうなどした方がよいでしょう。コルクが沈む、革が伸びるなどで、購入当初のジャストサイズの靴が、1年後にはブカブカに…という事態を防ぎたいからです。
グッドイヤー・ウェルト製法の靴は、苦痛を伴いながらも、自らで育てていかなければならないのです。まるで我が子のように…。
毎週金曜日はポイント最大3倍!さらに4倍のチャンスも!
タグ : 靴 手入れ