スーツを着る上で、いくつか必ず守って欲しい点があります。いわゆる、スーツのチェックポイントです。チェックポイントを守れているか否かで、あなたのスーツスタイルの完成度は大きく左右されるわけです。そんな大事なチェックポイントを、写真を交えて説明しましょう。
一言で言うと、境界線に気を付けましょう。境界線に気を付ければ大丈夫。
「境界線には悪魔が潜んでいる」わけです。
まず1枚目。全身の写真。紺のストライプのスーツ、淡いブルーのシャツ、紺のソリッドタイ、そして磨かれた紐靴。ローアングルで撮影したため、足が長く見えて嬉しい(笑)

そんなことは置いといて、まずは足下から。靴についても語ることが多いのですが、まず大事なことは、靴とスーツの裾の関係。私のスーツは折り返しの付いているダブルですが、ダブルの場合はあまり靴に乗っかり過ぎない方がよいです。ハーフクッションくらいがお勧め。シングルの場合はワンクッションでしょう。
次はぐっと上に上がり、ジャケットの袖とシャツの袖の関係。人差し指1本分シャツが出ていることが正統です。この暗い写真でもすっきり見えるのは、シャツが少し出ているからと言ってもいいでしょう。ここは是非守っていただきたいポイントですね。
次。茶色のベルトがちらっと見えていますが、ベルトの色は靴の色と合わせるのがよいです。
写真2枚目。ジャケットを脱いで写真を撮りました。

上は正しいネクタイの長さ。正しいネクタイの長さは、ネクタイの大剣がベルトのバックル部分に少し触れるか、ちょうど覆う程度くらいでしょう。長すぎても短すぎてもいけません。
試しに長すぎたネクタイの例です。何だか、何か別のものを隠すための道具のように見えてしまいますね。

最後の写真は斜めから見た図。チェックポイントは、ネクタイの結び目が大きくなりすぎないこと。ウィンザーノットでおにぎりみたいな結び目を作ってはいけません。また、ネクタイの結び目とシャツの間に隙間を作らないようにしましょう。少々窮屈に感じるかもしれませんが、我慢我慢。
最後はジャケットの首周り。ジャケットのカラー(上襟のこと)がシャツから離れず、しっかりと首を包み込んでいることを確認しましょう。首が抜けてしまっては格好が付きませんよ。それと、フケには要注意!! この時期は特に気を付けて、トイレの帰りに鏡で確認してくださいね。

さて、全部で6箇条です。下の方からチェックしていきましょう。
- パンツの裾は靴に被せすぎないこと。ダブルならハーフクッション
- シャツの袖はジャケットの袖から指1本分出ていること
- ベルトの色は靴の色と合わせる
- ネクタイの大剣はベルトのバックルの部分に合わせる
- ネクタイの結び目は大きくしすぎず、また、だらしなくぶら下げないこと
- ジャケットのカラー(上襟)が首から離れていないかチェック!
これができれば、もう周りの人とはスーツスタイルで差が付くはずです。パンツの裾が長すぎる?ジャケットが長すぎる??そんなスーツは、週末にお直しに出してください。気に入るまでお直ししまくってください。そうやって人は学習していくものなのです。
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